63名という大規模な人数で行われたこの試験は、GABA配合カプセルまたはプラセボカプセル※1を摂取したのちに計算問題や音の聞き取り問題を被験者に課して精神的ストレス状態にし、30分~90分後までの脳波を測定。
その結果、GABAを摂取した場合にはプラセボと比較してストレスによるα波※2の低下が有意に抑えられ、気分を表すPOMSアンケートでも「活気」の値の低下が有意に抑えられることが明らかになるなど、GABAを摂取することでストレスによる気分の低下が抑えられることが報告されています。
※1 実際は効果のない成分が入っているが、味や外見上はGABA配合カプセルと見分けがつかなくしたカプセル。
※2 脳波の一種。リラックスしているときに強く出る脳波で、ストレスや気分・感情の状態を反映するとされています。