GABA配合機能性飲料の疲労軽減効果に関して、2007年3月26日に開催された日本農芸化学会2007年度大会で発表された研究成果を基に、学術論文として研究内容がまとめられました。
普段から心身共に疲労を感じている人9名に対して、GABA無配合飲料、GABA25㎎配合飲料、GABA50㎎配合飲料それぞれを摂取し、 暗算テスト(内田クレペリンテスト)による精神負荷(ストレス)を与え、 正解回答総数とストレスの指標とされる唾液中のクロモグラニンA※1とコルチゾール量※2を測定。
その結果、GABA無配合飲料に比べてGABA50㎎配合飲料を摂取した場合、ストレスの上昇が有意に抑制され疲労感も有意に軽減。
さらには、暗算テストの正解回答総数も有意に増加したことが報告されています。
※1 唾液中に含まれるタンパク質の一種。ストレスがかかると多く分泌されることが知られており、ストレスを表す指標として用いられています。
※2 唾液中に含まれるホルモンの一種。ストレスに反応して分泌されることが知られており、ストレスを表す指標として用いられています。